【地熱発電】新日本科学、鹿児島県で625kW発電所を運転開始

新日本科学は、子会社のメディポリスエナジーが鹿児島県指宿市で出力625kWの地熱発電所を運転開始したと発表しました。温泉水を利用する既存施設から生じる余剰蒸気を発電に回すもので、地下資源を新たに大量採取せず、現在の温泉利用と両立する形で電力を生み出します。

年間約400万kWhを発電

年間発電量は約400万kWhを見込み、発電した電力は固定価格買取制度を利用して九州電力送配電へ売電します。発電設備には、温泉水から分離した蒸気を有効活用する方式を採用しました。温泉水は従来どおり入浴や床暖房などに利用し、その過程で余る熱エネルギーを電力へ転換します。

既存地熱事業に新設備を追加

新日本科学グループは指宿市で、2015年から出力約1.5MWの「メディポリス指宿地熱発電所」を運営しています。今回の625kW設備が加わることで、地域の地熱資源を利用した発電規模を広げます。温泉利用、熱利用、発電を段階的に組み合わせ、地域資源を無駄なく使う地熱発電事業として運営していきます。

出典

電力シェアリングニュース記事一覧へ>>