シン・エナジーと地域事業会社の奥飛騨水力発電は、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷で出力585kWの外ヶ谷水力発電所を整備しました。 本件は設備容量や契約量だけでなく、地域資源の使い方、長期的な運営体制、環境価値の帰属まで含めて確認すべき事業です。
事業・設備の要点
神通川水系蒲田川支川の外ヶ谷を利用する流れ込み式で、有効落差195.1メートル、最大使用水量毎秒0.36立方メートルです。年間売電量は約2,840MWhで、一般家庭約660世帯分に相当します。地元出資を過半とし、地域企業の工事参画や地域振興基金への還元を組み込みます。
水力発電は設備寿命が長く、昼夜を問わず運用できる一方、降水量や河川流況、土木設備の健全性に左右されます。新設、更新、PPAのいずれでも、最大出力だけでなく年間発電電力量、設備利用率、環境価値の扱い、地域との水利用調整を確認する必要があります。とりわけ既設地点の活用は、追加の土地改変を抑えながら再エネ量を増やす現実的な手段です。