松前町と東急不動産が出資する松前再エネ電力は、北海道松前町で計画する「(仮称)RE100まつまえウインドファーム事業」の環境影響評価方法書を公表しました。計画は大型風車を最大11基設置し、発電所の最大出力を47.3MWとするものです。

最大11基・47.3MW、調査方法への意見を募集
松前再エネ電力は、方法書と要約書を2026年2月13日から3月16日まで公表し、3月30日まで環境保全の観点から意見を受け付けました。方法書は、今後実施する現地調査、環境影響の予測、評価の項目と手法を示す法定図書です。
事業では風車の騒音、風車の影、鳥類や動植物、景観などを対象に調査を進めます。方法書に対する住民や行政機関の意見を踏まえ、調査内容と風車配置を具体化し、次の準備書段階で予測・評価結果と環境保全措置を示します。
自治体6割出資、地域内の電力循環を目指す
松前再エネ電力は2025年4月に設立され、松前町が60%、東急不動産が40%を出資しています。発電施設の整備・保有、電力販売、地域振興を事業目的とし、町内でつくった再生可能エネルギーを地域で活用する「地発地消」を掲げています。
同社はRE100まつまえウインドファーム合同会社の事業運営を担います。環境影響評価と並行して地域との合意形成を進め、発電収益や電力調達の効果を地域経済へ還元できるかが事業の焦点となります。