ヴィーナ・エナジー・ジャパンの事業会社であるかごしま郡山風力は、鹿児島市と薩摩川内市で計画する「(仮称)かごしま郡山風力発電事業」の環境影響評価手続きを完了しました。2025年10月3日に評価書を経済産業省へ届け出て、同月29日に確定通知を受けました。発電所の連系出力は30MWで、2026年5月の着工、2029年3月の運転開始を目指します。

4.3MW風車8基を出力制御
計画では単機出力4.3MWの風力発電機8基を設置し、設備容量の合計34.4MWに対して発電所出力が30MWを超えないよう制御します。事業区域は鹿児島市と薩摩川内市の境界付近です。評価書の確定により法定環境アセスの主要手続きを終え、今後は許認可、詳細設計、資機材調達、施工準備へ移る段階となります。
2029年3月の運転開始を計画
本事業は2019年の配慮書送付から、方法書、準備書、評価書へと手続きを進めてきました。長期の開発期間を経て事業化に近づく一方、山間部での造成や搬入道路、騒音、景観、鳥類への影響について、評価書に基づく環境保全措置と事後調査の着実な実施が重要です。大型風車の採用と出力制御により、基数を抑えながら系統接続容量を活用する計画です。