ユーラスエナジーグループの合同会社ユーラスエナジー野辺地は、青森県野辺地町と六ヶ所村で計画する「(仮称)野辺地風力発電事業更新計画」の環境影響評価手続きを完了しました。2025年10月6日に評価書を経済産業省へ届け出て、同月24日に確定通知を受けました。2008年から稼働する50MWのユーラス野辺地ウインドファームを建て替える事業です。
25基を12基へ集約
既設の2MW風力発電機25基を撤去し、単機出力4.3MWの大型風車12基へ更新します。設備容量は51.6MWですが、系統への連系出力は既設と同程度の約50MWに抑える計画です。風車を大型化して基数を半分以下にすることで、設備利用率や保守効率の改善が見込まれます。2026年春ごろから撤去・建設に着手し、2029年4月ごろの運転開始を目指します。
既存系統を生かすリプレース
既設発電所の系統接続や運転実績を活用できるリプレースは、陸上風力の導入量を維持・拡大する重要な選択肢です。一方、風車の大型化に伴い、騒音、景観、鳥類、搬入経路への影響は改めて管理する必要があります。評価書に示した環境保全措置に加え、撤去部材の適切な処理や地域との継続的な情報共有が、長期安定運転の前提となります。