ヴィーナ・エナジーは、長崎県西海市の「中浦風力発電所」が商業運転を開始したと発表しました。設備容量は7.5MWです。同社が国内で開発から設計・調達・建設、運営管理までを一貫して手掛けた初の風力発電案件となります。年間約4,000世帯分に相当する電力を供給し、年間約8,700トンの温室効果ガス排出削減を見込みます。

開発からO&Mまで一貫管理
ヴィーナ・エナジーは、プロジェクト開発、EPC、O&Mを社内で連携させる垂直統合型の事業モデルを採用しています。開発段階の許認可・地域調整から、建設時の品質・工程管理、運転開始後の保守までを一体で扱い、調達の効率化と設備稼働率の向上を図ります。中浦風力は、このモデルを国内で一通り実装した案件として位置付けられます。
地域との共存を重視
発電所の運転開始に当たり、西海市や中浦地区の関係者を招いた竣工式を開きました。陸上風力では、運転後も騒音、景観、鳥類、設備安全などを継続して管理し、地域との情報共有を続けることが重要になります。同社にとっては、熊本県や青森県で保有する風力発電所に続く国内運転資産となり、今後の新規開発や既設設備の運営ノウハウ蓄積につながります。