コスモエコパワーは、青森県むつ市と東通村で計画する「(仮称)下北ウィンドファーム事業」の環境影響評価方法書を公表しました。最大出力は200MWです。2025年3月に公表した計画段階環境配慮書に続く手続きで、調査・予測・評価の項目や方法について住民、自治体、専門家から意見を募ります。方法書の縦覧期間は2025年10月15日から11月17日までとしました。
配慮書から方法書段階へ
事業区域はむつ市と東通村にまたがる下北半島東部で、国内でも大型の陸上風力計画となります。方法書は、配慮書段階で示した複数案や関係機関の意見を踏まえ、風車配置、工事区域、搬入路などを具体化しながら環境調査の設計を定める文書です。事業者は2032年度の運転開始を想定しており、今後、現地調査、準備書、評価書の作成へ進みます。
累積影響と自然環境が焦点
下北地域では既設・計画中の風力発電所が多く、騒音、風車の影、景観、鳥類などへの累積的な影響評価が重要になります。希少猛禽類や渡り鳥の飛翔状況、森林改変、土砂流出などを把握し、風車や道路の配置で影響を回避・低減できるかが審査の焦点となります。地域の再エネ産業形成への期待と、自然環境・生活環境の保全を両立する具体策が求められます。