JERAと英bpは、両社の洋上風力発電事業を統合した折半出資会社「JERA Nex bp」の設立手続きを完了しました。取引は2025年8月1日に完了し、日本では同日付で「JERA Nex bp Japan」を設立しました。両社の開発力、運営実績、調達力を組み合わせ、世界各地の洋上風力案件を一体運営します。
潜在容量はネット13GW
統合後のポートフォリオは、稼働中約1GW、開発中約7.5GW、確保済みリース約4.5GWで、潜在的な正味発電容量は合計13GWに達します。欧州、アジア太平洋地域を中心に案件を保有し、既存資産の運営と新規開発を進めます。大型化する洋上風力で、資本、技術、人材、サプライチェーンを共有できる点が統合の狙いです。
日本事業も新体制へ移行
国内事業はJERA Nex bp Japanが担い、代表取締役社長には山田正人氏が就任しました。日本では建設費上昇や金利、港湾・船舶、人材確保など事業環境が厳しさを増しています。世界規模のポートフォリオを持つ統合会社が、国内案件のリスク管理や調達競争力をどこまで高められるかが注目されます。両社は選択的な投資と規律ある開発を通じて事業拡大を目指します。