【風力環境アセス】HSE、青森「市浦Ⅱ」で最大68.16MW陸上風力の配慮書を提出

HSEは2025年6月30日、青森県五所川原市で計画する「(仮称)市浦Ⅱ風力発電事業」の計画段階環境配慮書を経済産業省へ送付しました。既設設備を撤去し、建て替えと増設によって最大68,160kWへ拡大する陸上風力計画です。

image

最大16基へ建て替え・増設

計画では単機出力4,200~5,000kW程度の風車を最大16基設置し、事業実施想定区域は約2,316haです。配慮書は、具体的な配置を固める前に複数案を比較し、重大な環境影響を早期に回避・低減するための手続きです。既設風力のリプレース要素を含みますが、増設による規模拡大も伴うため、新旧設備の配置と工事範囲を一体で評価する必要があります。

住居、湿地、海ワシ類への配慮

区域周辺には住居、河川・湖沼、水源かん養保安林があり、騒音や風車の影、濁水、水生生物への影響が論点となります。またチュウヒ、クマタカ、オジロワシなどの生息や、ガン・カモ類、海ワシ類の渡り経路となる可能性も指摘されています。今後は国や青森県、自治体の意見を踏まえ、調査項目と風車配置を具体化する方法書段階へ進みます。

出典:経済産業省「(仮称)市浦Ⅱ風力発電事業」環境省・事業概要

ニュース記事一覧へ>>