【風力・生物多様性】ユーラス、浜里ウインドファーム13基の日中運転を再開

ユーラスエナジーホールディングスは2025年7月11日、北海道幌延町の47.5MW「浜里ウインドファーム」で、風車13基の日中運転を12日から再開すると発表しました。同発電所では海ワシ類のバードストライクが複数発生し、3月25日から全14基を日中停止していました。

浜里ウインドファーム(ユーラスエナジー公式発表)
浜里ウインドファーム(ユーラスエナジー公式発表)

渡り終了と飛翔数減少を確認

再開判断は、春の渡り時期が終了し、サイト内で海ワシ類の飛翔数が減ったことを確認したうえで、鳥類の専門家と協議して行われました。一方、衝突発生回数が多かった1基は停止を継続します。全基一律ではなく、観測結果と設備ごとのリスクを踏まえて運転を分ける対応です。

忌避音システムを調整・改善

事業者は、海ワシ類の接近を検知した際に発する忌避音の音量を上げ、発生頻度が高い北側・内陸側を中心とする7基では、ナセル上部へスピーカーを追加しました。今後も対策システムの効果検証を続け、バードストライク防止策を強化するとしています。発電量確保と希少鳥類保全を両立するには、検知精度、衝突記録、停止判断を継続的に検証し、結果を次の運用へ反映することが重要です。

出典:ユーラスエナジー公式発表

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