ユーラスエナジーホールディングスは2025年7月4日、鹿児島県鹿屋市と垂水市にまたがる「ユーラス輝北ウインドファームⅠ」のリプレース工事を開始したと発表しました。7月3日に安全祈願祭を開き、2027年10月の営業運転再開を予定しています。
16基を大型風車6基へ集約
既設設備は1,300kW風車16基ですが、リプレース後はシーメンスガメサ製4,300kW風車6基へ更新します。風車の合計定格出力は増える一方、系統への連系容量は従来と同じ20.8MWに制御します。基数を大幅に減らしながら大型化し、設備効率と保守性を高める計画です。EPCは四電エンジニアリングが担当します。
既存系統を生かして長期運用
営業運転再開後の発電量は一般家庭約9,000世帯分に相当し、年間約8,000トンのCO2削減を見込みます。既設地点の風況、道路、送変電設備を活用できるリプレースは、新規開発よりも蓄積した運転データを生かせる利点があります。一方で大型部材の輸送、旧設備の撤去・処理、工事期間中の安全確保が重要です。老朽風力の更新モデルとして、少数大型化と連系容量維持の組み合わせが注目されます。
出典:ユーラスエナジー公式発表