野村不動産、東伊豆町の陸上風力と20年間のオフサイトPPA

野村不動産、NFパワーサービス、東伊豆風力発電合同会社は2025年6月25日、静岡県東伊豆町で建設中の陸上風力発電所を活用した20年間のオフサイトフィジカルコーポレートPPAを締結した。発電所は2026年の稼働を予定し、年間約18GWhを供給する。

image

町の既設風車を3基の最新設備へ更新

発電事業者の東伊豆風力発電合同会社は、ドイツのWPDグループとGPSSグループが設立した事業会社で、東伊豆町と共同して老朽化した町のシンボル風車を建て替える。計画は新たな風車3基で構成される。既存設備の更新を通じて発電量と設備信頼性を高め、地域資産を継続利用するリプレース型の陸上風力事業となる。年間発電量18GWhは一般家庭約4,500世帯分に相当し、契約期間の累計調達量は約360GWhを見込む。

BLUE FRONT SHIBAURAなど保有施設へ供給

電力は野村不動産グループの小売電気事業者であるNFパワーサービスを介し、「BLUE FRONT SHIBAURA」をはじめとする国内保有施設で順次活用する。野村不動産は国内賃貸資産の再エネ化を進める一方、非化石証書だけに依存せず、新設・更新電源との長期契約によって追加性を確保する方針だ。本契約は発電設備の更新を需要家の長期需要で支える構造であり、陸上風力のリプレースと不動産ポートフォリオの脱炭素を同時に進める事例となる。

出典:野村不動産「静岡県東伊豆町の陸上風力発電所から20年間の電力調達契約を締結」

ニュース記事一覧へ>>