HSEは、北海道苫前郡の苫前町、羽幌町、初山別村にまたがる「(仮称)苫前郡風力発電事業」について、計画段階環境配慮書を経済産業省へ送付しました。送付日は2025年5月30日で、計画出力は最大280MWです。道北の広域にまたがる大規模な陸上風力計画として、環境影響評価の初期段階に入りました。
苫前郡3町村にまたがる最大280MW計画
経済産業省の公表資料によると、事業区域は苫前町、羽幌町、初山別村で、原動力の種類は陸上風力です。計画段階環境配慮書は、事業の位置や規模を検討する早期の段階で、重大な環境影響を回避・低減するための選択肢を比較する手続きです。今後は国や北海道、関係自治体の意見を踏まえて計画が具体化されます。
長期計画では系統と地域合意が焦点
大規模風力では、鳥類や植生、騒音、景観、工事用道路などの環境項目に加え、送電網への接続や建設工程も事業性を左右します。計画は配慮書段階であり、風車の配置や基数、運転開始時期は今後の調査や協議によって変更される可能性があります。現時点では最大出力を示す構想段階として捉える必要があります。