ユーラスエナジーグループは、福井県福井市で計画する「福井国見岳における風力発電事業(仮称)」の環境影響評価書を公表しました。経済産業省によると、発電所の出力は最大33.6MWで、事業者は福井くにみ風力です。評価書の届出は2025年3月10日付で、環境影響評価法に基づく主要手続きが最終段階に進みました。
福井市で最大33.6MWを計画
本事業は福井市の山間部を対象とする陸上風力計画です。環境影響評価書は、方法書や準備書の段階で実施した調査・予測・評価に、住民や自治体、国の意見を反映した最終的な文書です。事業者は評価書の内容に沿って環境保全措置を実施し、工事中と運転後の影響を管理することが求められます。
建設段階では保全措置の履行が重要
評価書手続きの完了は事業化に向けた重要な節目ですが、着工や運転開始を自動的に保証するものではありません。今後は個別の許認可、系統接続、資機材輸送、施工計画などを確定する必要があります。山地での開発となるため、動植物、生態系、景観、騒音、水環境への配慮が計画通り実行されるかが注目されます。