葛尾村、九電工、北拓エネルギーメンテナンス研究所、ジャパンウィンドエンジニアリングは2025年5月12日、共同出資する葛尾風力が「葛尾風力発電所」の営業運転を4月1日に開始したと発表しました。福島県葛尾村野行地区の国有林に3.2MW風車を5基設置し、風車合計16MW、発電出力15MWで運営します。
年間3,900万kWhを見込むFIT風力
年間予想発電量は約3,900万kWhで、一般家庭約1万3,100世帯分に相当します。発電した電力は固定価格買取制度を利用して売電します。工事は2023年8月に始まり、2025年2月28日に完了しました。5月11日には現地で竣工式が開かれ、関係者が完成と安全運転を確認しました。
福島の再エネ復興支援事業として開発
本事業は福島県の再エネ復興支援事業の一つで、2017年から計画が進められました。自治体が事業会社に直接出資し、民間3社の技術・施工・保守の知見を組み合わせた点が特徴です。事業者は地域関係者と連携し、安全管理と長期安定運転を通じて地元経済の復興と脱炭素に貢献するとしています。