Vestasは2025年4月25日、日本の風力サプライチェーン強化に向け、三菱電機および富士電機との個別連携を発表しました。4月23日に東京都内で開かれたデンマーク大使館主催のクリーンエネルギーイベントで、三菱電機とは覚書を、富士電機とは合意書を締結しました。対象は風力タービンの電気・電力変換部品です。
三菱電機は洋上風車用スイッチギア
三菱電機は、日本国内で洋上風力タービン向けスイッチギアを開発・製造します。Vestasによると、製品は秋田県男鹿市・潟上市・秋田市沖の315MW洋上風力案件への採用を予定し、将来はグローバル市場への供給も視野に入れます。国内企業が国際メーカーの供給網へ入り、国内案件と海外需要を結び付ける取り組みです。
富士電機はパワー半導体で協力
富士電機とは、陸上・洋上風力タービンに用いるパワー半導体の開発で協力します。対象市場は日本に限定せず、Vestasのグローバル案件を想定しています。Vestasは日本で累計約1.5GWの風車を設置し、約900MWを保守、さらに約900MWの建設中案件に関与すると説明しています。国内部品メーカーとの連携拡大は、調達網の強靱化と国内産業基盤の形成に直結します。