【陸上風力】ユーラス、青森・むつで60.2MW「佐藤ヶ平風力」の環境配慮書を公表

ユーラスエナジーホールディングスは、青森県むつ市で計画する「(仮称)佐藤ヶ平風力発電事業」の計画段階環境配慮書を2025年3月28日に公表しました。計画規模は60.2MW程度で、4~6MW級の風力発電機を14基程度設置する想定です。事業実施想定区域はむつ市北部の約947haで、同社は前日の3月27日に経済産業大臣へ配慮書を送付しました。

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むつ市北部で大型陸上風力を検討

ユーラスは青森県知事、むつ市長、風間浦村長にも図書を送付し、4月30日まで縦覧と意見募集を実施しました。配慮書段階では、発電所の詳細な配置を決定する前に、地形、住居、植生、鳥類などへの重大な影響を把握し、回避策を検討します。60.2MWは法定アセスの第一種事業に当たり、今後は経済産業相や自治体の意見を踏まえ、方法書、準備書、評価書へと手続きが進みます。

希少猛禽類と自然林への影響を精査

環境省は後の大臣意見で、区域周辺にクマタカなど国内希少種の生息が確認され、薬研鳥獣保護区も存在すると指摘しました。専門家の助言を得て鳥類への影響を調査し、設備配置などで回避・低減することを求めています。また、燧岳山腹ブナ群落やヒバの遺伝資源希少個体群保護林、自然度の高い植生があるため、現地調査を基に土地改変を抑える必要があります。風況資源の活用と生物多様性の保全を両立できる区域設定が、計画継続の主要な判断材料になります。

出典:ユーラスエナジーホールディングス公式発表環境省

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