【陸上風力】ユーラス、福島・いわきで最大80MW「四時風力」の環境配慮書を公表

ユーラスエナジーホールディングスは、福島県いわき市で計画する「(仮称)四時風力発電事業」の計画段階環境配慮書を2025年3月28日に公表しました。計画時点の最大出力は80MWで、単機出力4~6MW級の風力発電機を最大19基程度設置する想定です。事業実施想定区域は、いわき市南西部を中心とする約1,540.6haです。

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配慮書から始まる法定アセス

配慮書は、設備配置や規模を確定する前の早い段階で、複数案を比較しながら重大な環境影響を回避・低減するための図書です。ユーラスは同日、経済産業大臣に送付するとともに、福島・茨城両県、いわき市、鮫川村、北茨城市へ送付しました。縦覧と意見募集は4月30日まで実施され、住民や関係自治体の意見を次段階の方法書、現地調査、設備配置の検討に反映する手続きとなります。

住環境、水源、生態系への配慮が焦点

環境省は後の大臣意見で、複数方向から風車の影響を受ける可能性がある住居への騒音・シャドーフリッカー対策、住居からの離隔確保を求めました。区域の大部分に水源かん養保安林が含まれることから、土工量の抑制や沈砂池の設置など、土砂・濁水流出の防止も重要です。大型陸上風力は発電量だけでなく、道路造成や送電線を含む面的な改変を伴います。今後は風況、地形、生活環境、鳥類・植生の調査を踏まえ、80MWという上限から具体的な基数と配置を絞り込めるかが事業化の要点になります。

出典:ユーラスエナジーホールディングス公式発表環境省

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