コスモエコパワー、27MW新岩屋ウィンドパークを運転開始しFIPへ

コスモエコパワーは2025年3月3日、青森県東通村の「新岩屋ウィンドパーク」が3月1日に営業運転を開始したと発表した。設備容量30.1MWの風力発電機7基を設置し、発電所出力を27MWに制御する。4月1日からFIP制度へ移行する計画だ。

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旧発電所を大型風車へ建て替え

新岩屋ウィンドパークは、2003年から2023年まで運転した岩屋ウィンドパークをリプレースした案件である。既存地点の風況や運転実績、送電設備などを生かしながら、単機出力4.3MWの大型風車7基へ更新した。設備容量の合計は30.1MWだが、連系上の発電所出力は27MWに制御する。営業運転期間は20年間を予定する。既設風力の更新は、新規地点を一から開発する場合と比べ、地域との関係やインフラを活用できる一方、風車の大型化に伴う景観・騒音・輸送ルートなどの再検証が必要になる。

FIP移行で市場連動型の運用へ

発電所は運転開始時点ではFITを利用し、2025年4月1日からFIPへ移行する。FIPでは市場価格に連動した売電収入にプレミアムが上乗せされるため、発電量予測、計画値同時同量、インバランス管理、売電時間帯の最適化が重要となる。出力変動のある風力を安定的に運用するには、アグリゲーションや市場取引の能力が事業収益に直結する。既設地点のリプレースとFIP移行を組み合わせた本案件は、老朽化する国内風力の更新モデルとしても注目される。更新後の設備利用率や保守コスト、地域への還元を含む長期運営実績が、今後のリプレース投資を判断する材料となる。

出典:コスモエネルギーホールディングス「新岩屋ウィンドパークの営業運転開始について」

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