株式会社グローカルは、福岡県北九州市の白島沖で計画する「(仮称)北九州市白島沖浮体式洋上風力発電事業」について、2025年2月14日に計画段階環境配慮書を公表し、北九州市環境影響評価条例に基づく手続きを開始しました。従来の着床式計画を見直し、浮体式として改めて事業化を検討するものです。

最大30MW、10~18MW級風車を2~3基
配慮書では、白島の北側海域に単機出力10~18MW級の風車を2~3基設置し、総出力を最大30MWとする案が示されています。着工は2027年夏頃、運転開始は2028年夏頃を想定していますが、配慮書段階のため配置、基数、工程は今後の調査や関係者協議により変更される可能性があります。2019年に手続きを始めた最大9.9MWの着床式計画から、設備規模と基礎形式を改めた点が大きな変更です。
浮体式への変更で環境・海域利用を再評価
浮体式は水深のある海域にも展開しやすい一方、係留設備、海底ケーブル、漁業との調整、鳥類や海生生物への影響を含む追加検討が必要です。計画段階環境配慮書は、重大な環境影響を早い段階で比較・回避するための手続きです。今後は北九州市の審査や住民意見を踏まえ、方法書以降で調査項目と評価手法が具体化されます。