【蓄電池併設型太陽光】西部ガス子会社、長崎の0.9MW発電所で2.2MWh蓄電池を運用開始

西部ガスグループのエネ・シードNOKは2025年10月25日、長崎市の「エネ・シード長崎第2太陽光発電所」で、2.2MWhの併設蓄電池の運用を開始した。東芝エネルギーシステムズなどが10月27日に発表した。同発電所の太陽光容量は0.9MWで、西部ガスグループでは初の再エネ発電所併設型蓄電池となる。

蓄電池を併設したエネ・シード長崎第2太陽光発電所(出典:東芝エネルギーシステムズ)
蓄電池を併設したエネ・シード長崎第2太陽光発電所(出典:東芝エネルギーシステムズ)

発電予測と市場取引を一体運用

東芝エネルギーシステムズがアグリゲーターとして発電予測、充放電計画、卸電力市場での取引、インバランス管理を担う。GSユアサは蓄電池設備と保守サービスを提供する。FIP制度下では市場価格を踏まえて売電するため、昼間の太陽光余剰を蓄え、価格や需給に応じて放電することで収益機会を広げられる。出力制御時の充電による発電ロス低減も狙う。

北九州市4地点にも順次展開

西部ガスグループは北九州市の太陽光4発電所にも蓄電池を併設する計画だ。公表値では太陽光容量は1.8MW、2.4MW、1.7MW、2.3MW、蓄電池容量は4.8MWh、6.0MWh、4.8MWh、6.0MWhとなる。運用開始後の市場取引収益、出力制御回避量、蓄電池の稼働率は公表されておらず、今後の実績開示が事業効果を測る焦点となる。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:東芝エネルギーシステムズ「西部ガスグループ初の再エネ併設型蓄電池の運用開始」

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