グリーングロースは2025年9月16日、南九が鹿児島県内で保有する太陽光発電所2件について、FITからFIPへの移行と蓄電池併設プロジェクトを開始したと発表した。対象は鹿屋市の「MKソーラー有里第二発電所」と錦江町の「MKソーラー大根占展望発電所」。2026年4月の蓄電池運転開始を予定する。
3.5MW電源に計13.56MWhを併設
有里第二は交流出力1.75MW、直流1.898MWで、蓄電池は出力1.75MW・容量6.88MWh。大根占展望は交流出力1.75MW、直流1.812MWで、蓄電池は出力1.75MW・容量6.68MWhとなる。南九が発電事業者として設備を保有し、グリーングロースが企画、許認可、EPC調整、運用、アグリゲーションまで一貫して支援する。
出力制御を抑え地域内循環を目指す
両発電所では出力制御の増加と売電収入の低下が課題となっていた。FIP移行後は余剰時間帯に充電し、需要と市場価格が高い時間帯に放電することで、抑制回避と収益改善を狙う。南九は鹿児島を中心に約30MWの太陽光を保有し、地域内での管理を重視する。実績は価格差、充放電ロス、劣化、制御頻度に左右されるため、運転開始後の抑制回避量と売電収入が評価項目となる。
なお、容量や開始時期は公式発表時点の計画値を含む。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。