Tensor Energyは2025年9月26日、太陽光発電所売買サイト「タイナビ」を運営するグッドフェローズと、九州の低圧太陽光発電所の買収とFIP移行支援で提携したと発表した。セカンダリー市場で売却希望案件を発掘し、Tensor Energyの運用基盤へ接続する。買収が難しい案件にもFIP移行とアグリゲーションを提供し、既設電源の継続利用を支える。
売買仲介と電力運用を接続
グッドフェローズは「タイナビ」を通じて発電所の売却希望者と買い手をつなぎ、Tensor Energyは買収判断、FIP転換、運用を担う。低圧設備は全国で約40万件、推計約25GWあり、うち約15GWを中小企業・個人が保有すると同社は推計する。小規模設備を個別に管理するとコストが高くなるため、複数地点を束ねて需給予測、市場入札、広域機関への計画提出を行う。
九州の出力制御と承継課題に対応
九州では再エネ出力制御が多く、FIT終了、相続、採算悪化を契機に売却を検討する所有者が増える可能性がある。FIP移行後は市場対応が必要だが、Tensor Cloudで予測・入札・計画提出を自動化し、運営負担を抑える。発表時点で買収容量や目標件数、契約期間は未公表である。今後は実際の取得件数、FIP移行容量、出力制御回避量、オフサイトPPA等への供給実績が連携の成果を示す。
なお、容量や件数は公式発表時点の推計値を含む。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。