大阪ガスと大和エネルギー・インフラは2025年9月30日、国内再エネ事業の共同取得・共同開発に関する覚書を締結し、第1号として京都府の太陽光発電事業を共同取得したと発表した。対象は2017年9月から運転する約25MWの設備で、両社が50%ずつ出資するDDソーラー合同会社を通じて保有する。
稼働済み25MWを折半で保有
対象発電所は京都府南丹市に所在し、発電容量は約2.5万kW。既に運転実績のあるセカンダリー案件を共同会社へ取り込み、収益と運営リスクを分担する。取得価格、売電制度、売電先、契約残存期間は公表していない。大阪ガスは電力事業の運営知見、大和エネルギー・インフラは投資・資産管理機能を持ち寄り、案件探索、評価、取得後の運営を共同で行う。
取得後の蓄電池・更新も検討
覚書は既設設備の取得に限らず、新規開発、設備更新、リパワリング、蓄電池併設なども対象とする。発電電力を需要地へ供給する場合はオフサイトPPAも選択肢となるが、本件の具体的なPPAは発表されていない。稼働済み資産へ追加投資を行い、制度変更や市場価格に合わせて価値を高める構想である。今後は追加案件の取得容量、売電方式、蓄電池の規模、運用主体が連携拡大を測る材料となる。
なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。