【太陽光投資】静岡ガス&パワー、スマートブルー株33.5%を取得し開発加速

スマートブルーは2025年9月9日、静岡ガス&パワーと資本業務提携を締結し、同社が発行済み株式の33.5%を取得したと発表した。株式取得日は9月5日。静岡ガスグループが再エネ事業者へ資本参加する初の案件で、両社は太陽光発電所の開発を共同で加速する。スマートブルーは野立て、産業用、営農型太陽光の開発・施工実績を持つ。

資本業務提携の公式発表画像(出典:スマートブルー)
資本業務提携の公式発表画像(出典:スマートブルー)

地域開発力と小売機能を接続

スマートブルーは用地開拓、地域調整、設計・施工、営農型太陽光の知見を持ち、静岡ガス&パワーは発電事業と電力小売を展開する。資本関係を通じて開発した電源を、静岡ガス&パワーの小売事業でCO2フリー電力として需要家へ供給する構想だ。個別案件の容量や所在地、投資額は公表していないが、開発から保有、供給までの連携を強めることで、案件ごとの売買契約だけより継続的なパイプライン形成を狙う。

2030年20万kW目標を後押し

静岡ガスグループは2030年ビジョンで再エネ電源開発容量20万kWを掲げる。スマートブルーは耕作放棄地や遊休地の活用、地域との合意形成を重視するとしており、開発量だけでなく農業継続や地域還元も提携の評価軸となる。発電場所と需要場所が離れる案件ではオフサイトPPAが有力な供給方法になる一方、個別のPPAは未発表である。今後は共同開発案件の容量、運転開始、需要家、環境価値の扱いを一次発表で確認する必要がある。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:スマートブルー「静岡ガス&パワーと再生可能エネルギー開発分野で資本業務提携」

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