【太陽光オフサイトPPA】戸田建設・沖縄電力・オリオンホテル、1.045MW電源から20年供給

戸田建設は2025年9月12日、沖縄電力、オリオンホテルとオフサイトPPAを締結したと発表した。戸田建設が所有する浦添ロジスティクスセンターの屋根に設置した1,045kWの太陽光発電設備から、沖縄電力を介して「オリオンホテル モトブ リゾート&スパ」へ電力を供給する。期間は20年で、2025年10月の開始を予定する。戸田建設と沖縄電力にとって初のオフサイトPPAとなる。

オフサイトPPAの事業スキーム図(出典:戸田建設)
オフサイトPPAの事業スキーム図(出典:戸田建設)

年間1.7GWhでホテル需要の約25%

発電場所は沖縄県浦添市、需要場所は本部町で、一般送配電網を通じて電力を届ける。想定発電量は年間約170万kWhで、ホテルの2023年度実績を基にすると年間電力消費量の約25%を賄う。CO2削減効果は年間約1,100トンを見込む。物流施設の屋根を発電場所として活用し、離れた観光施設の需要へ結び付けるため、新たな大規模造成を伴わずに県内の再エネ電源を増やす構成である。

三者の役割を分けて長期運用

戸田建設が発電設備を所有・運営し、沖縄電力が小売供給と需給管理を担い、オリオンホテルが需要家となる。太陽光の出力が需要に足りない時間帯は沖縄電力の電源で補完される。20年契約は発電設備の投資回収を支える一方、実際の供給量は日射、設備稼働率、ホテル需要に左右される。供給開始後は年間発電量、再エネ比率、削減実績を確認し、沖縄県内の他施設へ同様の屋根置きオフサイトPPAが広がるかが焦点となる。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:戸田建設「オリオンホテル、沖縄電力と共同でオフサイトPPA契約を締結」

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