マーチャント・バンカーズ(MBK)、HTソーラー、REITは、非FIT太陽光発電所の共同開発第1弾として、栃木、茨城、福島の3県で20件・直流合計約2.5MWの開発に着手した。候補地は耕作放棄地や遊休地で、各案件は約87.4~111.6kW。REITが権利調整と系統連系を進め、着工可能な状態にした上でHTソーラーへ引き渡す。
小規模案件を毎月20件規模で開発
第1弾の内訳は栃木県11件、茨城県8件、福島県1件。MBKは土地売買契約と開発資金を担い、REITへ用地の権利調整や一般送配電事業者との系統手続きを委託する。開発期間は約4カ月を見込み、HTソーラーは2025年11月ごろに用地と権利を取得し、自社モジュールと組み合わせて日本の大手企業へ引き渡す計画だ。大型適地に頼らず、分散する小規模電源を継続開発するモデルである。
需要家を前提とする非FIT電源
固定価格買取制度を使わず、大企業の再エネ需要を前提に開発するため、最終的には小規模オフサイトPPA電源として活用される。MBKは提携事業へ約1億円を投じ、2025年8月から2026年10月に約3,000万円の利益を見込む。第1弾以降も毎月20件程度を目標とするが、最終需要家との契約、建設、運転開始は今後の段階である。用地取得、接続確保、地域調整、引き渡し実績を追う必要がある。
なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。