【太陽光オンサイトPPA】TESS、加藤製作所群馬工場に2.27MW設備 余剰はFIP売電

テス・エンジニアリングは、加藤製作所群馬工場の屋根に2,269.33kWの太陽光発電設備を設置し、オンサイトPPAで20年間電力を供給する。2025年6月20日に契約決定を発表し、供給開始は2026年2月を予定。年間発電量は約276万kWhで、約166万kWhを工場内で自家消費し、需要を上回る約110万kWhはFIPで市場売電する計画だ。

需要地内で発電・自家消費するオンサイトPPAの概念図(AI生成)
需要地内で発電・自家消費するオンサイトPPAの概念図(AI生成)

工場需要の約58%を屋根上で賄う

設備はJinko Solar製595Wモジュール3,814枚で構成する。自家消費分は工場の年間電力需要の約58%に相当し、需要家は初期投資を負担せず、PPA料金を通じて再エネを利用する。発電設備の所有・維持管理はテス・エンジニアリングが担う。年間発電量全体を基準としたCO2削減量は約1,165トンを見込む。需要地の屋根で発電し直接消費するため、主分類はオンサイトPPAであり、オフサイトPPAタグは付けていない。

余剰電力と環境価値をFIPで活用

屋根面を最大限使うと、休日や低負荷時間に発電量が工場需要を上回る。余剰分はTESSグループの需給管理機能を使い、FIP制度で卸電力市場などへ売電する。売電電力に紐づく非化石証書は加藤製作所へ提供する計画で、自家消費と外部売電を一つの設備で両立させる。実際の自家消費率、余剰量、FIP収入は日射と操業状況、市場価格に左右されるため、供給開始後の実績が重要となる。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:テスホールディングス「加藤製作所群馬工場向けオンサイトPPA」

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