【セカンダリ太陽光】スマートエナジーとNCS、低圧400件・25MWの長期利活用を開始

スマートエナジーとNCSアールイーキャピタルは、既設の低圧太陽光発電所を集約・取得して長期運用する共同事業を開始した。2年間で400件、直流容量25MWの取得を目標とする。共同設立する特別目的会社が全国の設備を買い取り、保守と更新を施す。FIT終了後も含めて電源を使い続け、将来はFIP転換やコーポレートPPAへの移行も視野に入れる。

発電資産の評価・資金・運用を示す概念図(AI生成)
発電資産の評価・資金・運用を示す概念図(AI生成)

取得からO&M、設備更新まで一体化

スマートエナジーは案件収集、デューデリジェンス、譲渡手続き、アセットマネジメント、O&Mを担い、NCSアールイーキャピタルは再エネ投資の知見を生かして出資する。対象は既設の低圧太陽光で、土地は所有権案件に限定し、営農型と屋根置きは対象外とした。多数の小規模設備をまとめて管理することで、個別所有者では難しい点検、修繕、部品交換、売電制度変更への対応を標準化する狙いがある。

放置リスクを抑え次の収益モデルへ

FIT初期に建設された低圧設備では、設備劣化や採算低下、管理者不足による放置が課題になる。取得後に適切な保守と更新を行い、FIPやオフサイトPPAへ移せれば、既存電源を新たな造成なしで長く利用できる。一方、実現には各設備の権利関係、土地、系統、機器状態を精査する必要がある。今後は実際の取得件数・容量、更新投資、FIP転換率、PPA供給量が25MW目標の進捗を示す。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:スマートエナジー「既設低圧太陽光設備 長期利活用事業開始」

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