【太陽光オフサイトPPA】東京ガス、扇島LNG基地内で約3MW太陽光を運転開始

東京ガスは、横浜市鶴見区の扇島LNG基地内に建設した「RYM扇島太陽光発電所」を2025年8月8日に東京ガスエンジニアリングソリューションズへ引き渡し、運転を開始した。公式発表の設備容量は約3MW、敷地は約5ha。発電電力はPPAにより、東京都内で同社が運営する地域冷暖房施設へ供給する。候補見出しの2MWではなく公式値へ補正した。

太陽光電力を系統経由で需要地へ届ける概念図(AI生成)
太陽光電力を系統経由で需要地へ届ける概念図(AI生成)

LNG基地の遊休地を電源化

東京ガスが所有する基地内用地へ太陽光設備を設置し、グループ会社が需要家となる。発電場所と消費場所が離れ、系統を介して届けるため、グループ内のオフサイトPPAと整理できる。東京都環境公社の都外PPA向け助成制度も活用した。東京ガスが自ら所有する太陽光発電所のうち、設計・施工まで一貫して手掛けた初の案件としている。既存のエネルギー拠点に再エネ設備を追加し、土地利用を複合化した。

都市の熱供給施設へ再エネを届ける

地域冷暖房は複数の建物へ熱を供給するため、電力需要がまとまっている。基地内の太陽光をこの需要に結び付けることで、都内に大規模設備を置くことが難しい制約を補う。東京ガスは地元学校向けの環境教育など地域連携も行う方針だ。今後は年間発電量、供給先ごとの再エネ比率、契約期間、環境価値の扱いが確認点となる。設備容量は概数であり、詳細仕様や投資額は公表していない。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:東京ガス「扇島LNG基地内の太陽光発電所を運転開始」

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