auリニューアブルエナジーとウィンフィールドジャパンは、2026年度に運転を始める太陽光発電所の開発協定を2025年6月27日に締結した。年間の開発規模は合計13MW。両社の協定は3年連続で、ウィンフィールドが案件を開発し、auリニューアブルエナジーが発電所を取得・運営する。発電した電力はKDDIグループ施設への再エネ供給に活用する方針だ。
開発と長期保有を分担
ウィンフィールドは用地、系統接続、許認可などを含む発電所開発を担い、auリニューアブルエナジーは完成した設備を保有して電力供給につなげる。単年度の個別案件ではなく、複数年にわたり開発パイプラインを積み上げる協業である。今回の13MWは2026年度の開発目標で、発電所数、各地点の容量、所在地、運転開始月は公表されていない。系統を介してKDDIの需要拠点へ供給する計画から、分散型のオフサイトPPA電源群として整理できる。
蓄電池分野への連携も検討
両社は太陽光だけでなく、将来の系統用蓄電池開発での協業も検討する。太陽光の導入が進むほど、昼間の発電集中や出力制御への対応が重要になり、蓄電池は供給時間をずらす手段になる。もっとも、本発表で確定しているのは太陽光開発協定であり、蓄電池の容量や案件数は未定だ。今後は発電所の具体的な取得、運転開始、KDDI施設への供給量、追加性の確認が事業進捗を測る指標となる。
なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。