【太陽光オフサイトPPA】TRE、栃木県で0.8MW真岡発電所を稼働 初の非FIT案件

TREホールディングス傘下のタケエイでんきは、栃木県真岡市で「真岡発電所」の運転を開始した。交流出力0.8MW、直流容量1.3287MWで、パネル2,060枚を約9,632平方メートルに設置する。年間発電量は約1,600MWhを見込む。TREグループが開発・保有する太陽光として初の非FIT案件で、電力と環境価値を市場型の収益へつなげる。

太陽光電力を系統経由で需要地へ届ける概念図(AI生成)
太陽光電力を系統経由で需要地へ届ける概念図(AI生成)

固定価格に頼らない発電事業へ

FITでは国が定めた価格で長期間売電するが、非FIT案件は市場価格や相対契約を前提に収益を設計する。本件は発電電力に加え、非化石価値を証書として販売する方針を示す。公式発表では特定需要家とのPPA契約を明記していないが、系統を介して需要側へ価値を届ける非FIT電源であり、オフサイト供給の基盤となる。発電所の所有と運営をグループ内で行うことで、開発後の長期運用ノウハウも蓄積する。

年間1,600MWhは計画値

直流容量が交流出力を上回る設計は、PCSを効率的に使い年間発電量を高める一般的な方法である。想定発電量の達成には、日射、設備稼働率、出力抑制、保守状態が影響する。非FITでは市場価格と環境価値価格も収益を左右する。今後は電力の販売先、契約期間、非化石証書の種類、実発電量が確認点となる。グループは廃棄物処理・資源循環事業との連携も掲げており、設備の長期管理と廃止時処理も重要になる。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:TREホールディングス「真岡発電所の運転開始」

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