【太陽光環境アセス】パシフィコ・エナジー、三重県津市の89.6MW計画で評価書を公表

パシフィコ・エナジーは、三重県津市白山町三ヶ野で計画する太陽光発電事業の環境影響評価書を2025年7月23日から9月5日まで公表した。経済産業省の案件情報では、交流出力89.6MW、直流容量128MW。評価書は6月18日に届け出られ、同省は6月30日に確定通知を出した。配慮書から続いた法定環境アセスの主要手続きを終えた段階となる。

環境影響評価の確認工程を示す概念図(AI生成)
環境影響評価の確認工程を示す概念図(AI生成)

約120.5haを対象に審査

環境省が準備書段階で示した事業区域面積は約120.5ha。大規模な造成と多数の太陽光パネルを伴うため、工事中の騒音、土地改変、生態系、景観、雨水排水、廃棄物などを横断的に評価する必要がある。評価書は、準備書への住民・自治体・国の意見を踏まえ、事業者が環境保全措置と評価結果を最終的に取りまとめる文書である。公表期間の終了は工事完了を意味せず、今後は許認可、設計、施工で内容を実行する段階に移る。

計画値と実施段階を分けて確認

候補見出しの90MWは交流出力89.6MWを丸めた表現で、パネル容量は128MWと大きい。容量の定義を分けることで、案件規模を過大・過小に捉えるのを避けられる。環境アセス完了後も、保全措置の履行、工事中のモニタリング、設備廃棄やリサイクル、災害防止の管理が必要だ。着工日、運転開始日、売電方式、投資額は公式資料で明示されておらず、事業者の追加発表が次の確認点となる。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:パシフィコ・エナジー「(仮称)白山三ヶ野太陽光発電事業 環境影響評価書」

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