【太陽光環境アセス】PAG Renewables、島根県浜田市で29.9MW太陽光の配慮書手続き

PAG Renewablesは、島根県浜田市で計画する「(仮称)浜田リンクス太陽光発電所」の計画段階環境配慮書手続きを開始した。島根県によると、配慮書は2025年6月13日に送付され、6月17日から7月17日まで縦覧された。計画地は浜田市久代町・上府町、敷地面積は約155ha、交流出力は29,900kWで、ゴルフ場跡地の活用を想定する。

浜田市のゴルフ場跡地における太陽光計画の概念図(AI生成)
浜田市のゴルフ場跡地における太陽光計画の概念図(AI生成)

初期段階で複数の環境影響を検討

計画段階環境配慮書は、事業位置や規模を固める早期段階で、重大な環境影響の回避・低減を検討する文書である。県の手続きでは、住民や関係自治体の意見を集め、知事意見を事業者へ示す。その後、事業者は意見を踏まえて、調査項目と方法を定める環境影響評価方法書を作成する。大規模太陽光では、造成、雨水排水、土砂災害、森林・生態系、景観、反射光、廃棄物などを事業区域全体で評価する必要がある。

ゴルフ場跡地の転用計画

既に造成されたゴルフ場跡地の活用は、新たな森林伐採を抑えられる可能性がある一方、広い斜面や排水施設を長期にわたり維持する課題が残る。配慮書段階の名称は「(仮称)浜田太陽光発電所」だったが、その後「浜田リンクス太陽光発電所」へ変更された。公表資料で確認できる出力は交流29.9MWで、候補見出しの44MWは直流側の計画値として扱われていた。今後は方法書で設備配置、調査範囲、保全措置が具体化される。

なお、本記事の容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値であり、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。

出典:島根県「(仮称)浜田リンクス太陽光発電所環境影響評価」

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