アスソラは2025年4月16日、シリーズAラウンドで総額6.3億円を調達したと発表しました。環境エネルギー投資がリード投資家を務め、三菱UFJキャピタルとANRIが第三者割当増資を引き受けました。今回を含む外部調達の累計額は7億円です。

高圧・特別高圧太陽光と系統用蓄電池へ投資
調達資金は、後続案件として開発中の高圧・特別高圧太陽光発電所と、系統用蓄電池事業の開発・事業化に充てます。あわせて人材採用を進め、プロジェクトファイナンスの組成、施工、運転管理まで一貫して担う体制を強化します。太陽光電源の新設に加え、出力変動を吸収する蓄電池を事業領域に加えることで、再エネを電力システムに受け入れやすくする狙いです。具体的な開発容量や運転開始時期は公表していません。資金は特定の1発電所に限定せず、複数案件の初期開発費と組織拡張に振り向けます。
ドコモ向けPPAに続く案件形成を加速
同社は2025年1月、第1号案件として複数の高圧太陽光発電所を運転開始しました。東北電力とのコーポレートPPAに基づき、NTTドコモの東北各地の拠点へ再エネ電力を供給しています。今後は第2号以降のPPA案件に加え、営農型太陽光にも取り組み、農業と地域の活性化につなげる方針です。今回の増資は、発電所単位の資金調達ではなく、開発会社として案件形成、人員、金融組成、運転管理の基盤をまとめて拡張する成長資金となります。既存案件の運転実績を投資家や金融機関へ示し、次の大型案件の開発資金へつなげられるかが注目点です。太陽光と蓄電池を両輪とする事業基盤の構築を急ぎます。
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