ヒラソル・エナジーは2025年4月28日、シリーズBラウンドのセカンドクローズとして、三菱UFJ信託銀行とONE Innovatorsを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表しました。設立以来の累計資金調達額は13億円となります。個別の調達額や出資比率は公表していません。
「百年ソーラー」と地域太陽光DXを拡大
調達資金は、中小規模の既設太陽光を取得・再生・集約する「百年ソーラー」と、発電所のデジタル化を支援する地域太陽光DX事業の拡大に充てます。百年ソーラーでは地域金融機関、企業、自治体と連携し、設備の長期安定運用と地域内での電力活用を目指します。同社は山梨県で18カ所・合計1MWを保有する「百年ソーラー山梨」を展開し、2025年3月にはJR九州、三菱UFJ信託銀行、芙蓉総合リースと「百年ソーラー九州」を設立しました。九州では2027年までに10MW規模の取得を計画し、地域別モデルの全国展開を目指します。
卒FIT期の中小発電所を再生
ヒラソル・エナジーは、発電量診断や制御技術を活用して既設設備の性能を把握し、修繕、リパワリング、運用改善につなげます。地域太陽光DXでは、発電所所有者やオンサイトPPA事業者に加え、分散型エネルギーリソースを扱うアグリゲーター向けEMSにも技術を展開する方針です。FIT開始から年数が経過し、卒FITや設備更新を迎える中小発電所が増えるなか、金融機関の資金・ネットワークと技術会社の運用力を組み合わせて、廃棄・放棄の回避と電源の長寿命化を図ります。追加株主との協業内容も今後具体化します。
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