菊水は2025年4月18日、関西電力が設立したファンドの出資先SPCと、太陽光発電設備の売買に関する基本契約を4月3日付で締結したと発表した。関西地方の耕作放棄地や過疎化が進む地域を中心に案件を組成し、2025~2028年度内に合計35MWを開発する計画で合意した。
用地取得から施工まで一貫して担当
菊水は発電所用地の取得、許認可申請、資材調達、施工までを一貫して行い、完成した設備をSPCへ売却する。SPCの具体的な名称や出資構成は公表されていないが、関西電力が設立したファンドから出資を受ける事業体とされる。個別発電所の所在地、設備数、案件ごとの容量、着工・運転開始時期も今後決定する。
35MWの開発枠で関電系ファンドと連携
基本契約は、個別案件を束ねて2028年度までの開発量を確保する枠組みとなる。菊水は2024年12月、auリニューアブルエナジーとも2025年度末までに15MWを共同開発する協定を結んでいるが、今回は関西電力系ファンドのSPCへの設備売却を前提とする別案件である。耕作放棄地などの活用を通じて新規電源を増やす一方、売電方式、FIT・FIP認定の有無、PPA需要家、売却価格は公式発表で示されていないため、確定事項として扱わない。