みずほリースは、MIRAI POWER1号合同会社を通じ、岩手県久慈市侍浜町で稼働する特別高圧太陽光発電所プロジェクトへ出資参画した。公式発表における出力規模は12MW。国内稼働済み太陽光への投資を積み上げる同SPCの第4弾案件となる。
7発電所で累計211MWへ
MIRAI POWER1号はこれまで、青森県六ヶ所村、茨城県高萩市、三重県鳥羽市・津市白山町・松阪市嬉野釜生田町、熊本県錦町の計6カ所に出資してきた。久慈市の1カ所を加え、対象は計7発電所、出力規模は累計211MWとなる。みずほリースは案件ごとに稼働資産へ参画し、地域や設備を分散した国内太陽光ポートフォリオを拡大している。
公式資料は12MW、価格条件は非開示
候補情報には8.5MWやFIT単価36円/kWhとの記載があるが、みずほリースの公式発表は設備出力を12MWとしており、FIT単価、取得比率、投資額は示していない。このため記事では一次資料で確認できる12MWを採用した。同社は「脱炭素社会実現への貢献」を重要課題に掲げ、ファイナンスにとどまらず再エネ社会インフラへの出資を継続する方針だ。
発電所はすでに稼働しており、新設案件の開発リスクではなく、運転資産への出資案件に当たる。MIRAI POWER1号は資金調達を行う特別目的会社で、地域の異なる特別高圧案件を束ねながら投資規模を広げている。第1~3弾の6案件から第4弾の久慈案件へ継続したことで、単発取得ではなくポートフォリオ型の投資方針が確認できる。公式資料には発電所名も記されていないため、所在地と出力を超える設備条件は断定しない。
同社は再エネ普及と新しい社会インフラの創出を投資目的に掲げる。