岩手三陸太陽光発電合同会社は2025年1月31日、自然電力が開発を担当する「大船渡第一・第二太陽光発電所事業」の環境影響評価準備書の縦覧を開始した。計画時点の規模は交流出力29.4MW、太陽電池出力35.24MWで、岩手県条例に基づく手続きとして調査・予測・評価の結果や環境保全措置を示した。自然電力の公表
大船渡市と釜石市にまたがる計画
実施予定区域は大船渡市三陸町吉浜と釜石市唐丹町上荒川で、発電所敷地等の面積は約27ヘクタール。準備書は大気・水環境、地形・地質、動植物、生態系、景観、廃棄物などを対象に、調査結果と予測、環境保全措置、事後調査計画を整理した。法定の縦覧期間は1月31日から2月28日までで、事業者は閲覧と意見提出の受付を3月31日まで延長した。
準備書公表後に事業廃止
準備書は事業実施を決定する文書ではなく、環境面の検討と住民意見を踏まえる手続きの一段階に当たる。その後、岩手県は2025年9月18日に事業者から廃止通知書が提出され、対象事業を実施しないことになったと公表した。本稿は準備書公表時点の計画を記録するものであり、現在進行中の建設計画を示すものではない。