東北電力とJR東日本は2025年1月15日、山形・秋田新幹線へ21MWの太陽光由来電力を供給すると発表しました。同日、JR東日本とJERAも、アトレ大井町とルミネ横浜向けに2MWのオフサイト型コーポレートPPAを発表しており、両案件の供給元容量は合計23MWです。
新幹線向け21MWは2025年4月開始
東北電力は、JR東日本専用の太陽光発電所から送配電網を通じ、山形新幹線の福島―新庄間と秋田新幹線の盛岡―秋田間の運転用変電所へ供給します。年間供給量は約3,500万kWhで、両線区の運行電力の約20%、JR東日本の新幹線全体では約2%に相当します。年間CO2削減量は約1万6,500トンを見込み、列車運転用電力へのオフサイトPPA活用は同社初です。
駅ビル向け2MWは2025年2月開始
JERAが関東42地点、合計約2MWの太陽光発電所を担い、JERA Crossが電力と環境価値を束ね、JR東日本商事がアトレ大井町とルミネ横浜へ供給します。駅ビルには食品廃棄物由来のバイオガス電力も組み合わせます。年間CO2削減量は約1,543トンです。鉄道運行と駅ビルという異なる需要を同時にPPAへ移行することで、JR東日本グループの電力脱炭素を需要用途別に進める形です。
出典
東北電力「再生可能エネルギー由来の電力を山形・秋田新幹線へ導入」
JR東日本「JERAとJR東日本によるアトレおよびルミネへの太陽光発電によるオフサイト型コーポレートPPAの導入について」