【原子力発電】英国・米国 WH社、英国6社とAP1000・AP300で提携

米ウェスチングハウス(WH)社は2025年9月3日、AP1000および小型モジュール炉(SMR)「AP300」の英国内展開を支援するため、英国企業6社と覚書(MOU)を締結したと発表しました。

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対象は、ウィリアム・クック・キャスト・プロダクツ、トリリアム・フロー・テクノロジー、カーティス・ライト・コントロールズ(UK)、ボカードUK、ベンダルズ・エンジニアリング、シェフィールド・フォージマスターズの6社で、バルブ、ポンプ、アクチュエーター、機械電気配管計装(MEPI)モジュール、圧力容器、タンク、熱交換器、配管、鋳鍛鋼部品など主要機器の供給を担う可能性があるとしています。

WHエナジーシステムズ部門のダン・リップマン社長は「これらの契約はWHの英国への関与における重要な節目であり、地元業者の雇用創出を通じて実質的な経済効果をもたらすとともに、欧州・海外案件も下支えする」と述べました。今回の提携は、英国が掲げる2050年までに原子力発電を最大24GWまで拡大する目標を後押しするものです。

AP1000は、完全受動安全系と最小フットプリント、モジュール工法を備えた唯一の稼働中第3世代プラス炉とされ、現在世界で6基が稼働し、記録的な運転実績を上げているほか、14基が建設中、6基が契約済みです。AP300はAP1000で実証済みの設計・部品・サプライチェーンを活用することで、独自技術に伴う先行リスクを抑えつつ許認可手続きの迅速化を図るSMRとされています。英国ではAP300について2024年8月に包括的設計審査(GDA)への参入が承認されており、ノース・ティーサイドでの4基建設が検討されているなど、今回の英国企業との提携は具体的な建設段階を見据えたサプライチェーン整備の一環と位置づけられます。

出典:https://info.westinghousenuclear.com/news/westinghouse-expands-supply-chain-with-six-uk-companies

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