【政策規制】中国 エネルギー×AI融合、2030年世界水準へ

中国国家発展改革委員会と国家能源(エネルギー)局は2025年9月4日付で、「「人工知能+」エネルギー高品質発展推進に関する実施意見」(国能発科技【2025】73号)を公表しました。

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国務院の「人工知能+」行動に関する意見(国発【2025】11号)を踏まえたもので、2027年までにエネルギーとAIの融合創新体系を初歩的に構築し、電網・発電・石炭・石油ガスなど業界で5つ以上の専門大規模言語モデルを実用化、複製・普及可能で競争力のある重点実証事業を10件以上発掘、典型的な応用シーンを100件開拓し、関連技術標準を100項目整備するとの数値目標を明記しました。

さらに2030年までに、エネルギー分野のAI専用技術・応用を総体として世界最高水準に到達させ、算力と電力の協調発展メカニズムを確立し、電力知能制御・エネルギー資源の知能探査・新エネルギー発電の知能予測などの分野で技術的なブレークスルーを実現するとしています。

意見は電網、エネルギー新業態、新エネルギー、水力、火力、原子力、石炭、石油ガスの8分野ごとにAI活用の方向性を示し、原子力分野では安全予警システムや特殊保守ロボットの技術攻関、モジュール式小型炉の電源技術研究などにも言及しています。

あわせて算力と電力の協調発展、データ基盤の整備、モデルの安全性・説明可能性向上といった重点技術課題も列挙しました。地方の実証例として、安徽省の変電所では5Gとクラウド型AIを用いた自動巡視システムにより設備異常の検知精度が95%を超え、浙江省ではAIによる事故対応指令で処理時間が30%短縮、山東省では入札電力価格のAI予測・自動取引の精度が95%に達するなど、既に成果が出ているとされています。一方、AI導入拡大には計算資源・データ・専門人材の不足といった課題も残っているとしています。

出典:https://www.gov.cn/zhengce/zhengceku/202509/content_7040253.htm

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