Shizen Connectは2026年6月29日、低圧VPP向けの「機器制御型DR支援サービス」が、東京ガスの「ヒートポンプ給湯機ネットワークサービス」の制御システムに採用されたと発表しました。東京都が実施するエコキュートのDR補助金要件にも対応し、家庭の給湯需要を電力需給に合わせて自動制御します。
昼間へ沸き上げをシフト
エコキュートは通常、電力需要が低い夜間に湯を沸かして貯蔵しますが、太陽光発電が増えた系統では昼間に余剰電力が発生しやすくなっています。Shizen Connectは気象、電力需給、家庭ごとの利用状況などを基に沸き上げ時間を移し、再エネ余剰時に需要を増やす上げDRと、需給逼迫時に需要を抑える下げDRを実行します。
家庭用機器を低圧VPPへ統合
東京ガスは家庭用蓄電池に続いてエコキュートを制御対象に加え、需要家設備を束ねた低圧VPPを拡大します。給湯の快適性を維持しつつ、卸電力価格や系統状況に応じて多数の機器を一括運用できれば、再エネ出力抑制の回避と供給力不足への対応を同じ需要側資源で実現できます。今後はメーカー・機種の接続範囲と参加台数の拡大が商用性を左右します。