NTTアノードエナジーは、全固体電池向けの独自安全性試験設備を構築し、評価実証・コンサルティングを2025年3月から開始すると、3月13日に発表しました。試作段階から異常時の挙動を検証できます。
密閉容器内で釘刺しや過充電試験
耐圧8MPaの圧力密閉容器に試験装置を収め、釘刺し、過充電、加熱、外部短絡、圧壊などを実施します。硫化物系ガスを物理吸着とアルカリ処理で無害化する排ガス処理装置を直結し、サンプルガス捕集や追加センサーにも対応します。
5Ah程度の試作セルを評価
対象は容量5Ah程度、最大300mm角・厚さ100mm以下の試作品です。全固体電池は高エネルギー密度や急速充電が期待されますが、材料や構造ごとの異常反応を開発初期に把握する必要があります。同社は既存リチウムイオン電池で培った試験ノウハウを応用し、製品化と導入時の信頼性向上を支援します。