
TAOKE ENERGYは2026年6月25日、愛知県豊川市と岐阜県各務原市の2MW・8MWh高圧蓄電所2件が、6月12日から需給調整市場の一次調整力へ参入したと発表しました。短時間の周波数変動に対応する高度な充放電制御を、商用案件と自社実証拠点の双方で運用します。
商用案件と実証拠点を同時運用
豊川市の蓄電所は外部パートナーとの共同投資によりSPCを通じて推進する商用プロジェクトです。各務原市の蓄電所はTAOKEの自社投資案件で、自社開発EMSを含む蓄電システムの機能改善と稼働検証を担います。両案件は系統連系後に制御試験を重ね、同日に市場運用を開始しました。
「SI・EM・AG」を一体化
同社は、設備設計・導入のSI、エネルギー管理のEM、市場運用のAGを一体化するモデルを掲げています。自社拠点で蓄積した運用知見を共同投資案件へ展開し、蓄電所の稼働安定性と市場収益の両立を図る構えです。系統用蓄電池の競争軸が設備調達だけでなく、応動性能と継続的な市場運用へ移る動きを示す案件です。