NTTデータは金融・行政・製造などの大規模システムに加え、電力会社の業務基盤、脱炭素コンサルティング、データセンター運営を手掛ける。AI需要でデータセンターの電力消費が増えるなか、ITと受変電・冷却設備、再エネ調達を一体で扱えることがキャリア上の特徴だ。公式採用情報にはSE、コンサル、営業、R&D、建築・電気系ファシリティ職まである。
コードの外側に広がるエネルギーの仕事
業務は電力制度をシステム要件へ落とす開発、需給・顧客管理、サイバー対策、PPA導入支援、データセンターの設備計画と運用に及ぶ。2026年には、データセンターのUPSとEVリユース電池を需給調整市場で活用し、2030年までに最大50MWの調整力を提供する計画を公表した。AIによるサーバー熱予測と冷却制御の実証も進める。ソフトウエアだけでなく、止められない設備を運用する経験を得られる。
AIで減る作業と、重くなる責任を分ける
コーディング、テスト生成、議事録、仕様書の初稿はAIで効率化される。一方、老朽システムと新技術の接続、顧客部門間の合意、電力・通信障害時の判断、安全とサイバーの最終責任は残る。特にデータセンターは電気・空調・建築とITが同時に動くため、現場を理解する人材の価値が高い。ただし巨大組織では担当範囲が細分化されやすい。応募時は、上流から運用までの範囲、オンコール、勤務地、専門資格、社内異動の実績を確認したい。