Yanekaraは、2024年3月28日、山梨県企業局が運営する米倉山次世代エネルギーPR施設「きらっと」で、EVのバッテリーを活用したエネルギーマネジメントシステムの実証を開始したと発表しました。独自のV2Xアダプター「YaneBox」を施設へ導入しています。
既設パワコンを活用してEVを充放電
YaneBoxは、太陽光発電などで使われるパワーコンディショナーに接続し、EVの充放電を可能にするV2Xアダプターです。新たに専用の大型充放電器を設置する方式と比べ、既設設備を活用できる点が特徴です。
実証では、施設の電力需要や太陽光発電量に合わせてEVを充放電し、低圧事業所の電力ピーク抑制、自家消費率向上、非常時給電への活用可能性を検証します。EVを移動手段だけでなく、分散型蓄電池として運用する取り組みです。
低圧施設向けEMSの事業化を視野
Yanekaraは、EVや蓄電池、エコキュートなど小規模なエネルギーリソースをIoTとクラウドで群制御する事業を展開しています。今回の実証は、事業所単位でのEV連携型EMSの実装例となります。
自治体や施設運営者には、EVの稼働予定、必要走行距離、充放電可能時間を含めた運用設計が必要です。導入台数、制御容量、実証期間、削減目標値は発表資料では明らかにされていません。
出典:Yanekara発表