【風力発電】中国 風能北京宣言2.0発表、年1.2億kW導入目標

中国風力発電業界の「風向計」とされる2025北京国際風能大会・展覧会(CWP2025、会期10月20~22日)が2025年10月20日に北京で開幕し、開幕式で新たな業界指針「風能北京宣言2.0」(正式名称:風能北京宣言2.0~国家自主貢献を基軸に風力発電設備容量50億kWを実現し気候ガバナンスの新章を開く)が発表されました。宣言は、国連気候変動サミットで100カ国以上が新たな国家自主貢献(NDC)を提出し、その75%超が再エネ目標を掲げたことを踏まえたもので、中国の陸上・洋上風力資源の開発可能量(「三北」地域陸上75億kW超、中東南部陸上25億kW超、沖合300km以内洋上27億kW超)を背景に、中国の風力発電が年間新規導入1億kW超の新時代に入ったと位置づけています。同大会には20カ国・地域以上から約1,000社が出展し、53カ国・地域の専門来場者が参加する見通しです。

具体的には、「第15次五カ年計画」期間(2026~2030年)の風力発電の年平均新規導入量を少なくとも1億2,000万kWとし、うち洋上風力を年間1,500万kW以上とする目標を掲げました。この結果、2030年の累計設備容量13億kW、2035年20億kW以上、2060年50億kWとする長期目標を提示し、2020年発表の初代宣言(年平均新規導入6,000万kW以上)から大幅に引き上げられました。宣言はあわせて、電力市場改革の深化や「反内卷」(過当・不当な安値競争の是正)の推進、技術革新、グリーン水素・グリーンアンモニアなど多エネルギー統合、国際協力の深化など5項目の提言も打ち出しています。

出典:http://www.news.cn/energy/20251021/664ea5e3e1564ce9b424a0d1035bdf2b/c.html

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