株式会社ウィンフィールドジャパンは2026年8月4日、三菱HCキャピタルエナジー株式会社と、非FIT太陽光発電所の開発に関する業務提携契約を発表しました。東京電力、東北電力、中部電力の各管区を中心に、年間5~10MWの新設電源開発を目指します。
開発実務と投資・事業設計を分担
ウィンフィールドジャパンは、太陽光発電所の用地選定、地権者との取得交渉、電力系統の確保、建設工事など、開発業務全般を担います。同社は用地選定から許認可取得、施工管理、引き渡しまでを自社一貫体制で手掛けており、この案件形成力を新設電源の継続開発に生かします。
三菱HCキャピタルエナジーは、発電所の事業性を検証・分析し、オフテイカーとアグリゲーターの選定、事業スキームの構築、完成するアセットへの投資を担当します。案件の進捗や条件に応じて、両社の業務分担は柔軟に調整する方針です。
非FIT電源の継続的な開発基盤を構築
非FIT太陽光は、固定価格買取制度による売電価格を前提としないため、用地・系統・建設費だけでなく、電力の引受先や運用主体、投資採算を開発段階から整合させる必要があります。今回の提携は、ウィンフィールドジャパンの開発・施工機能と、三菱HCキャピタルエナジーの事業設計・投資機能を接続するものです。
年間5~10MWという継続的な開発目標を掲げたことで、単発案件ではなく、複数管区で電源を積み上げるパイプライン型の事業展開が見込まれます。三菱HCキャピタルエナジーが展開する再エネ発電、蓄電池、アセットマネジメント、電力小売の各事業との連携も、事業化の選択肢を広げそうです。