【米国】GE Vernova、ガスタービン受注好調で年末受注残80GW見込みと投資家向けに報告

米ゼネラル・エレクトリック(GE)系のGE Vernovaは2025年12月9日、ニューヨークで「2025年インベスター・アップデート」を開催し、2026年業績見通しと2028年までの中期見通しを示しました。ガス火力タービンの受注は好調で、第4四半期の受注は四半期累計で18GWに達し、年末までに受注残高とスロット予約契約を合わせて約80GWに達する見込みであることを明らかにしました。

発表によると、生産能力については2026年第3四半期までに年率20GW相当の稼働率到達を見込む一方、フランス・ベルフォール工場やサウスカロライナ州グリーンビル工場での増強分を積み上げても、供給網の制約から年率24GWの生産体制確立は2028年になるとの見通しを示しました。ベルフォール工場の90MW級旧型ガスタービンは効率面では劣るものの信頼性が高く、データセンター需要を支える橋渡し電源(ブリッジパワー)として顧客の反応が良いと説明しています。

風力は関税・許認可の不透明感で受注伸び悩み

同社はまた、電化事業の受注が過去最大規模となったと報告した一方、風力タービン事業については、2025年第4四半期の受注が前年同期を上回るものの、関税を巡る不透明感がリパワリング投資の決定を鈍らせているとし、事業全体としては力強さに欠ける状況が続いていると分析しています。あわせて取締役会は、四半期配当を1株0.25ドルから0.50ドルへ倍増するとともに、自社株買い枠を60億ドルから100億ドルへ拡大することを承認しました。会社全体の受注残高(バックログ)は、電化事業の受注残高が2022年末比で4倍以上の約260億ドルに拡大したことなどを背景に、2028年末までに現在の1,350億ドルから約2,000億ドルへ拡大する見通しも示しています。

出典:https://www.gevernova.com/news/press-releases/ge-vernova-raises-multi-year-financial-outlook-doubles-dividend-increases-buyback-authorization

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